introduction
2014年4月、サード・アルバムをリリースしたdiscotortion。今回はCDのリリースを自主レーベルで手がけた彼ら。リリースの次はインタビュー!ということで、インタビューの企画だって自分達でやってしまおうとレコ発ライブで勢揃いしたメンバーに話を聞かせてもらった。
しかし、おかげさまで筆者とは10年以上のつきあいになるメンバーもいるのに今さら何を聞けばよいものか不安な気持ちも抱えつつこの企画に挑んだが、このインタビューという改まったシチュエーションからは意外な話、初めて聞く話がいくつも飛び出した。
現在のdiscotortionの核となるツイン・ドラムとバリトン・ギターを含めた特異な楽器編成、そして今回のアルバムで初めて飛び出した、メンバーたちの前身バンド(COWPERS)や彼らのルーツにあたるようなバンドたち(ROCKET FROM THE CRYPTを中心とするSAN DIEGOサウンド)を彷彿させるコード進行や泣きの感覚やアルバムの制作の裏側にインタビューの照準を合わせたが、現在について伺うにあたって必然的にこれまでの道程についても興味深いエピソードも聞くことできた。
interview & text Katsushige Ichihashi
photos by Yuki Akase
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